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【映画】『22年目の告白-私が殺人犯です-』のあらすじ・ネタバレ感想

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公開初日の6月10日、新宿ピカデリーで見てきました。

スクリーン1は満席、結構年齢層は若めでしたね。

 

【作品紹介】22年目の告白-私が殺人犯です-

 

製作国:日本 / 上映時間:116分
監督:入江悠
脚本:平田研也、入江悠
キャスト:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈
公式サイト:映画『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』オフィシャルサイト

あらすじ

「はじめまして、私が殺人犯です」残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件。未解決のまま事件は時効を迎え、完璧に逃げ切ったはずの犯人は、22年後、思わぬ形で姿を現した。〝殺人手記〟出版記者会見――。そこにいたのは、自らの告白本を手にカメラのフラッシュを浴びて不敵な微笑みを浮かべる美しき殺人者。「はじめまして、私が殺人犯です」あらゆるメディアを通じて発信されていく殺人の告白と、犯人の容姿。その男に日本中が惹きつけられ、逆撫でされ、そして欺かれていく――。日本中を巻き込む告白の行方とは? 先の読めない結末に向かって、新たな事件が動き出す!

 以下、感想です。

ネタバレありです。

感想(一部ネタバレ含みます)

一言でいうとズルいですね。

藤原竜也ファン・伊藤英明ファンなら問題なく楽しめると思います。原作の韓国映画『殺人の告白』を観た人ならその違いに戸惑うと思います。

僕は結構観ていて気になるところがあってあまり物語に集中出来ませんでした。

藤原竜也の年齢について

1995年に起きた5件の連続殺人の犯人として藤原竜也が名乗り出るところから始まりますが、藤原竜也だとちょっと若すぎませんか?

 

劇中での年齢は不明ですが、現実では藤原竜也は今35歳なので当時13歳です。13歳で5件の連続殺人はどう考えても無理でしょう(不可能ではないですが、殺害方法も絞殺ですしやっぱり無理がある)。なので初めから藤原竜也が犯人じゃないのは見え見えです。

アンフェアなミスリード

謎解きミステリーじゃないのでいいですけど、フェアじゃないですね。

顔は百歩譲ったとして、身長の伸ばした?声も変えた?体格も全然違うよね?推理小説の叙述トリックなんて比じゃない明らかなミスリードでは萎えてしまいます。

他にも気になる点が

気になったのは他にも。

阪神大震災の件は丸々なくてもよくないかい?

犯罪者が手記を出版するのはサカキバラやiam市橋など現実でも話題になることもありますがあんなにキャーキャーなります?

犯人は自己顕示欲が強い完璧主義者なんだったら、時効についても気付かないかな?

 

犯人の別荘で待ち伏せするシーンも、玄関から指紋認証で入るようなセキュリティのしっかりしてそうな別荘にどうやって侵入したんですかね。ガラスなんて割ったらすぐセコムきそうですが。

 

伊藤英明も銃構えている暇あったら藤原竜也に飛び掛かって止めればいいのに何ぼーっと突っ立ってるんですかね。武器持っているの自分だけなのに。

 

あげくの果てに最後の殺人により時効適用外となることを知った犯人のそんなことはどうでもいい的な発言、完ぺき主義者が聞いて呆れますね。

 

犯人逮捕後は明らかに蛇足だと思います。特に最後のシーン。特にキャラクターに思いれもないので何も感じません。

 

韓国映画『殺人の告白』のリメイクで、日本と韓国では法制度なども違うので組み立てが難しい部分もあったと思いますが、もう少しうまく作ってもらいたかったですね。

劇中のラインスタンプは実際に販売中

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映画[22年目の告白]私が殺人犯ですスタンプ - クリエイターズスタンプ

「時効です」とか連発で使ったら結構相手をイラつかせることが出来そう(笑)

まとめ

色々書きましたが初めのホテルでの会見のシーンは結構あがりますし、実際の映像と撮影した映像とのつなぎも結構しっかりしていて違和感もありませんでした。

あとやんやん的には藤原竜也がツボなので、満足しています。前情報0で観に行けばそれなりに楽しめると思います。

 

今回藤原竜也の演技は結構ライトだったので、今度はハスミンvsカイジの異種格闘技戦が見てみたいです。

 

ではまた。やんやんでした。