会社を辞めることを伝えたときに僕に対して上司が言った印象的な言葉
どーも、やんやん(id:yanyan030728)です。
僕が前の会社を辞めるときにお世話になった上司へあいさつ回りをしていた時に言われた言葉の中で特に印象に残っているものがいくつかあります。
今回はその中のひとつを紹介したいと思います。
「働くことは目的ではなく手段、何のために働いているのか忘れないように」
その人は仕事に厳しいことで有名で、ミスをして詰められることも多く一部の社員からは結構嫌われていました。
でもよく見ていると実は結構気を遣ってくれていて、例えば評価のときに変な勘ぐりをされたくないからオフィシャルな飲み会以外には来ないとか、本当に怒るときはみんなの目に触れないところにするとか些細なことですが、でもそんなところが僕は好きでした。
僕がミス(それもかなり大きな)をしたときも、ミスに至った経緯や再発防止策についてはとことん話し合いましたが、個人を攻撃するようなことは一度もなかったです。
いつも「反省はしても落ち込まないように」と口癖のように言っていました。
そんな上司に退職をすることを伝えたときに言われたのが、いつも上司が口癖のように言っていた、
「働くことは目的ではなく手段、何のために働いているのか忘れないように」
という言葉でした。
前の会社での仕事はすごく激務で(もっと激務な会社で働いてる人はたくさんいると思いますが)、時には月100時間近い残業や土日出勤もありました。
ミスも許されないプレッシャーのかかる状況で体調を崩してしまう人も結構いました。
でも何のために働いているのか、見失っていはいけない。楽はして欲しくないが、本当にしんどいときは倒れる前に必ず相談するように、と常々言っていました。
転職後の会社でも、本当に大切なものは何かを見失わないように、ということでしょう。
言うだけなら簡単だけど、実はとても難しい言葉
今までは何となく働いていたけれど、ぼくはこの言葉を言われてから仕事は目的ではなく手段だと割り切れるようになった。ごく当たり前だけど。
限界までは頑張る、でもそれを超えて潰れてしまいそうなときは絶対自分を犠牲にはしない。相談するし、場合によっては諦める。
でもそれを部下にちゃんと徹底させるのはとても難しいことだと思う。
だって相談しても、それをちゃんと受け止めてくれる技量があると部下に思わせないといけないから。でないとあいつに相談しても意味ないと思われてしまう。
常日頃から部下のことをちゃんと見て限界を把握しておく必要もある。管理職としての責任をきちんと果たしていないと本当の意味では伝わらない言葉だと思います。
ぼくは仕事で自分や家族を犠牲にしない。限界手前まではがんばるけどね。
ぼくはもう仕事で体を犠牲にすることはない。
仕事はお金を得るための手段、自分を成長させるための手段、家族と楽しく暮らすための手段。
そう考えると自分に本当に大切なものが見えてくる。
お金は欲しい、でも家族のほうがもっと大切なら給料が減っても転勤のない会社へ転職だってする。だって家族が一番大切なのに、家族のために働いているのに、単身赴任になるなんてまっぴらだ。
でもだからと言って仕事に手は抜かない、それとこれとは別だからね。
まとめ
いかがでしたか。
当たり前の言葉ですが、ぼくにとっては一時期本当に病んでいたぼくを救ってくれた上司の言葉なので、とても印象に残っています。
ぼくも部下の心に残るような言葉を伝えれるように、がんばりたいと思います。
読んでいただきありがとうございました、やんやん(id:yanyan030728)でした。